『子供』という字を使いたくない。
 『供』という字には「(親に)連れられた」というイメージがある。
 子供にも権利はあるし、ひとりの人格を持った人間として『子ども』と表現したい。

3年ほど前、そんなことを言っていた人がいた。
彼の言ったことが真実なのか分からないし、未だ調べてもいない。
ただそれを聞いて、何となく私も『子ども』と表現するようになってしまったが。。。

栃木県・小山市の兄弟行方不明事件、最悪の結果を知ることになってしまった。
大人の「いさかい」に巻き込まれてしまった『子ども』が無念でならない。

ずいぶん前にも、同じように大人の「いさかい」に巻き込まれ、生命を落とした『子ども』がいた。
東京文京区・音羽で起こった「お受験殺人」として繰り返し報道されていた。

虐待により生命を落とす『子ども』も後を絶たない。

子どもが人格を持った人間といえども「大人に連れられ」ていなければ、生きていけないのも事実だ。
その大人が自覚と責任を持つ必要があると思うのだが。

この手のニュース、なくならんかなぁ。。。
柄にもなく、ひたすら頭を悩ませ、胸をいためている。
ただ今、夏の甲子園編集の真っ只中☆

念願のDVDレコーダーを手に入れて初めての夏。
こりゃ、やっぱりスグレモノやわ。

早送りしながら必死にCMカット、ハードディスクからうつしかえる作業を進めているが、どうしても手が止まってしまう瞬間がある。

喜多ゆかりアナの「SUN SUN リポート」

関西以外の方にはあまり馴染みがないかもしれないが、朝日放送の中継では5回ウラ終了後「SUN SUN リポート」と呼ばれるアルプス中継のコーナーがある。
朝日放送の若手アナウンサーとテレビ朝日の新人アナウンサーが交代でおこなうのだが、いろんなところからネタを集めてきていて、これがおもしろい。(もちろん、見ててしんどいものもあるが・・・)

喜多ゆかりアナは、朝日放送入社1年目。
大学在学中、M-1グランプリに出場。2度とも3回戦まで進んだという輝かしい?実績を持つ。
ちょうど1年ほど前、内定式が終わった頃に「芸人として内定をいただいた喜多ゆかりです」という自己紹介をチラホラ目にした。

さすが「芸人」なのか、このリポートがおもしろい。
その数分間、喜多ワールドに引き込まれ、リポートが異常に短く思える。

リポートが終わると
「日ごろはいい子なんですけどねぇ」
「申し訳ありませんでした」
なんて実況アナウンサーのフォローが入ることもしばしば。

アナウンサーとしてあのリポートがイイのか悪いのか私にはまったく分からないが、個人的にむちゃくちゃ好きだ!

大学時代、赤江珠緒アナの爽やかさにあこがれて
卒業する頃露出し始めた 武田和歌子アナの豪快さに魅かれ(最近お目にかかることはできない・・・残念っ)
朝日放送好きの私は、また新たなお気に入り☆を見つけてしまった。

喜多アナウンサー、あなたについていきます!

・・・なんか、女子アナお○くみたいでキモイ・・・?
露鵬と白露山。
それぞれ、今場所の新入幕と新十両の力士だ。

ロシア出身の兄弟。
しかし、所属する部屋は大嶽部屋(露鵬)と二十山部屋(白露山)と別である。
この兄弟が同じ部屋に所属できない理由。
「部屋にひとり」外国人力士の枠があるからとのことだ。

今日は、外国人力士の枠について書きたいわけではないので本題にうつります。。。

この兄弟、今月初め、おぞましい学校占拠事件の起こった、北オセチア共和国の出身なのだ。
彼らが今、どれほど故郷に想いをはせ、どんな気持ちで土俵に上がっているのか、とても想像できない。

さまざまなところで再三言われていることではあるが、民間人を標的にした武力行動は、もうやめにしてほしい。
犠牲者○○人、などと報道される数字のうしろに、その数だけの家族がいて、その数だけの日常、人生があることを忘れないでほしい。

すべての人が安心して夢を語れる世の中なんてあり得ないのかもしれない。
でも、少しでもそんな方向に向かってほしい。

と、昨日のフジ系ドラマ『9.11』を見て、今日の大相撲秋場所の初日を迎えて、改めてそう思った。

充電中☆

2004年9月11日 Rits
大学の友人と再会。
2年近く会っていない友人と半年ぶりに会う友人。
それぞれの道で一生懸命がんばる友人の話を聞くのはとても興味深いし、力になる。

「学生時代の友人に定期的に会うと、刺激になっておもしろいぞ」
昨春入社してすぐ、上司にススメられたことがあるが、何となくその意味が分かる気がする。

まぁ、まじめな話ばっかしてるわけじゃないけど・・・
5年前のクラス(40人弱)のメンバーの名前をどれだけ言えるか、なんかで盛り上がったりして。
異常に特徴だけは出てくるけど、肝心の名前が出てこなくて、当時のクラスメイトに電話しまくったり。
他愛もない思い出話に大爆笑したり。
「やっぱ京都がいいなぁ」なんて言いながら。

また会える時まで、お互いがんばろう!

RITS サイコーです。
よくよく分からないが・・・スト回避と言うことは、とりあえず進展があったと受けとっていいのだろうか?
イヤ、終わり際の古田選手の握手拒否事件を見ると・・・
あの拒否、何だかスッキリしたけど。

今日、パラリンピックの壮行会があったとのこと。

昨年末だったか今年に入ってからだったか、早稲田大チアリーダーの佐藤真海さんというひとりの女性がNHKで特集されていた。
大学2年時、「骨肉腫」と診断され、右足の膝から下を切断。
辛い日々を送っていたところ(←こう一言で表現してしまうのは非常に失礼だとは思うが・・・)幼い頃やっていた水泳をやってみて、スポーツの素晴らしさに感動、以前の自分の笑顔を取り戻すことができた。
1年弱のブランクを経て、チアリーディング部に戻り、振付として力を注ぐ。(早大応援の目玉『紺碧の空』も担当)

そして、チアリーディング部の新聞に寄せた言葉。

 『神様はその人に乗り越えられない試練を与えない』

乗り越えてきた人の発した言葉だからこそ、彼女の言葉が心に深く突き刺さった。

そして、その特集を見終えたとき、私は彼女の笑顔の魅力にはまっていた。

今年の春、早稲田大を卒業し、サントリーへ就職した佐藤真海さんは、走り幅跳びの代表として、17日開幕のパラリンピックに出場する。
ファンあってのプロ野球です!
もちろん、プロ野球界にプロ野球選手がいなければ言語道断です!
選手あってのプロ野球です!
オーナーのためだけのプロ野球ではありません!

約120万の署名、ファンの声に蓋をするつもりですか?
選手の叫びを押さえつけるつもりですか?

一度でいいから、選手と、ファンと向き合ってください。
突っ走らないでください。
「18時日比谷野音に来てください」

明日のオーナー会議を控え、野球の未来を創る会の集会が開催された。
以前、ネット署名をおこなったためメールが届く。

行きたかったのだが、来週から通い始める学校のオリエンテーションと重なり、行けず。

どういう結論が出たとしても、野球界全体を見て「本気のパワーを爆発させる場所」が減ってしまうという事態だけは避けてほしい。

夏の甲子園・都市対抗と本気のパワーの爆発を目の当たりにし、その興奮から冷めきれていない今、切にそう願う。
王子製紙、黒獅子旗獲得おめでとうございます。

帰宅したのが19時30分。
GAORAの中継は、まだ3回途中だった。
延長10回サヨナラ、恐ろしい4時間ゲーム。

9回ウラ、恩田寿之投手(かずさマジックより補強)が先頭打者にストレートの四球を与えた後、なぜか横にあった日刊スポーツの「ベンチで息を吹きかけメガネを磨くヤクルト古田」に見入ってしまった。
ふとテレビに目を戻した瞬間、平間靖教一塁手が打球に飛び込む。
打球はグラブに入り、一塁走者も戻れず併殺!

一面であまりに真剣にメガネを磨くヤクルト古田に興味がそれて仕方なかったが、再び試合に集中。
10回ウラ1死。
打席に林尚克選手。
「林、まだヒットがないだけに怖いかもしれません」
と実況アナウンサー。
その言葉の通り、打球はライトスタンドへ吸い込まれた。

サヨナラホームランの林選手は、シダックス戦で先頭打者本塁打、昨日のJT戦でも同点本塁打
田中明投手(一光より補強)は5戦すべてに抑えとしての役割を果たした。
補強選手がきっちり活躍しての優勝。
やはり、都市対抗において補強選手は持つ意味は大きいんやろなぁ。
今回のMy Best補強は、中村渉投手(三菱製紙八戸クラブ→JTへ補強)

それにしても、GAORAの実況アナウンサー、今ごろ「言うたった!」て絶対満足してるわ。
都市対抗準決勝、GAORA録画放送終了。

ミスターJT・原野優選手の2ランホームランで始まり、ミスターJTの涙で終わる。

23年って長いよなぁ。
私の人生と変わらない。

41歳現役って・・・
ただただ、脱帽である。

自慢のお父さんやろなぁ。。。

そのミスターJTの涙に酔いながら
あなたの涙を力にして
また明日から1週間がんばります。

原野さん、おやすみなさい。
って誰やねん。
S・H・I・N・Y・A・K・Uの応援に行かなきゃ!と思いながらも
ドーム参戦は午後から。

「最後の夏」JTの応援席の雰囲気を味わおうと、1塁側へ陣取る。
第1試合で勝った七十七銀行の応援団も残っていた。
今年はアマ球界、東北勢大活躍やなぁ。。。

試合は補強の中村渉投手(三菱製紙八戸クラブ)が東芝を完封。
あれよあれよという間に東北勢2チームが準決勝進出を決めた。

試合後、売店周辺でおっちゃんとおばちゃんが、
「勝つとは思わねだぁ」と興奮気味に話していたその響きが、何だか嬉しかった。

第4試合、王子製紙VSシダックス 20時30分開始。
今日中に終わるんかい?

1回表、中村真人選手がライト前で出塁し、キンデラン選手が左中間へ放り込み、シダックス2点先制。
するとそのウラ、先頭の林尚克選手(東海REXより補強)が初球をライトスタンドへ放り込む。

初回を終わったところで
今日中に終わるんかい??
のムードがますます濃くなる。

その後も、王子製紙は毎回走者を出し(三者凡退は8回のみ)

今日中に終わるんかい???

結局、3回にシダックスがエラーがらみで1点を追加したものの、王子製紙が着実に点数を重ね、6-3で試合終了。
ノムさん&ノマさん にサヨナラを告げたのは、23時43分。

何とか「今日中」に終わった・・・

しかし、7回表、王子が田中明投手(一光より補強)に代えた時、野村監督がベンチ前に持ち出したバインダーの中身が非常に気になった。
日本生命がデュプロからの補強選手・米澤馨士投手の好投で7回までシダックスを0点に抑え、3-0で迎えた8回ウラ。
この回も、米澤投手が内野ゴロと三振で2アウトをとり、このまま日生が準々決勝へ駒を進めるかに思えた。

打席には2番・中村真人選手。右中間を割る2ベースで2死2塁。
続く佐藤二郎選手のライト前ヒットで中村選手生還、シダックスに待望の1点が入る。

ここで、日本生命は投手交代。
代わった渡辺亮投手が4番・キンデラン選手を2球でライトフライに仕留め、3-1で最終回を迎える。

9回表、日本生命の攻撃を3人で終わらせると
9回ウラ、5番・パチェコ選手が渡辺投手の144キロをライト前へ運び、無死1塁。
パチェコ選手へ代走・徳山聖訓選手。
6番・入江崇宏選手が空振り三振に倒れ、1死1塁。
7番・片岡昭吾選手に代打・中島大介選手。
143キロの初球をライト前へ運び、中島選手へ代走・小山桂司選手。
8番・坂田精二郎選手が四球を選び、1死満塁。
9番・松岡淳選手の当たりは下野敦司三塁手の正面へ。
しかし、ここで下野選手がはじき、3塁走者生還。なおも1死満塁。

日本生命、渡辺投手から土井善和投手へ交代。
1番・藤澤英雄選手の打球はセカンドゴロ、併殺、試合終了!となるはずが、またもここでシダックスに幸運。
バウンドが変わり、内野手がお見合い。内野安打となり、3塁走者生還。
ここで、3塁走者坂田選手に代えて黒坂洋介選手。
1点差で、1死満塁は続く。

打席には、前の打席右中間2ベースの中村真人選手。
2球目、バントの構えを見せるが、3球目、振り抜いた当たりは1塁ベンチにガッツポーズをもたらす。
センターの頭を越え、サヨナラ。

スクリーンに映し出された中村選手の笑顔は、選手たちに叩かれながら涙でくしゃくしゃになっていった。

興奮冷めやらぬ東京ドームのヒーローインタビュー
中村選手の笑顔と「サイコーでぇすっ!」

野球の怖さとおもしろさを存分に楽しませてもらった。

いや〜ホントに

サイコーですっ!
補強選手って何なんやろ。

都市対抗の勝敗は補強選手の活躍に大きく影響されるってよく言うけど、なんだか、、、なぁ。
予選でベンチ入りしていた選手が外れて、他チームの選手が出場する。
たとえベンチ入りできたとしても、出場機会が巡ってこない。

そりゃ、きちんと結果を残しておけば、そんなことないんやろうけどっ・・・

あるチームのベテラン選手の言葉が重く響く。
「自分はどこかのチームで(補強として)出れるだろうけど、それじゃ意味がない。
一緒に辛い思いをしてきた若いヤツらに、ドームでいい思いをさせてやりたい。」

胸を打たれたっ。
渋いっ。

んな、各チーム補強選手とるんやったら、最初っから地区選抜チーム作ったらどないですか?

あー、あかん、あかん。
補強選手がいて、独特の大爆発応援団がいててこその「都市対抗」ですから。
そんなことしたら、何となく都市対抗じゃなくなってまう気がするわぁ。

よう分からんくなってきたわ。

明日から、ドーム復帰です。
「おーきなコエで」
と言われると、
「D・O・S・H・I・S・H・A」
と叫びたくなるのは私だけ??

いつアトムが出てくるんやろ、、、
と期待してしまうのは私だけ??

まぁ、それは来月の「立同戦」までおあずけとして。

新薬、勝ちました。

橋本健太郎投手、3安打完封です。
派手さはないけど、変化球がピシピシ切れてました。
ありゃ打てないよなぁ。
ま、ワタクシは、ゆっくりまっすぐ投げてもらっても打てませんが。
残念っ。

ヤマハの野崎祥人投手(正式には一光です、ハイ)と高宮和也投手(正式にはホンダ鈴鹿ですね、ハイ)もヨカッタと思ったけどなぁ。
いつものことながら、補強選手が戻った後、今月末の日本選手権予選なんてお互いやりにくそうやと思うんやけどなぁ。
実際どうなんやろ?

明日はお仕事が終わりそうもないので、ちょいと休養日。

シダックスVS日本生命 から参戦です。
第3試合、午後6時20分試合開始予定に助けられ、無事今年初のドームへ。

ドームに着いたのは20分ギリギリ。
が、入り口でペットボトルが引っかかり
「始まるやんけ!」
と少々イライラ。
入ってみると、25分プレーボールでホッと一息。

しか〜し!
ドーム内、FOMA圏外!!
8時に友人と約束していたので、序盤だけ観ようという失礼な意気込みで乗り込んだものの、これでは連絡がとれない。
電話を振っても振っても(←そんなんで電波が良くなるとは思えないが、気分的に・・・)圏外!
たしか、MOVAの時もドームは電波が入りにくかったなぁなどと思い出しながら、観戦。

7時半に出れば、間に合うだろう。
メールが入っていたとしても、ドームを出てからで遅くない。
と言い聞かせ、序盤の野間口貴彦投手の無安打ピッチングに没頭。

しかししかし!
4回ウラ、ちょうど7時半にさしかかろうかという時
初回のシダックス2点先制のまま落ち着いていた試合が動く。
日産自動車九州、1アウトから初ヒットとなるバントヒットで出塁後、右翼手を越える2ベースで走者2・3塁。

時計が気になる。
試合が気になる。

結局、セカンドゴロの1点のみで4回は終了、ドームを後にした。
外へ出てメールをチェックするが
「しばらくお待ちください」
の表示。

電話をかけようとすると
再び 圏外!

お〜いっっっ!

FOMAしっかりしてくれよぅ。
半年間、FOMAに変えてよかったと感じたこと、、、ナシ。

午後6時

2004年8月30日 日常
午後6時・・・
定時で仕事を切り上げれば、ギリギリ間に合う時間。

夕方打ち合わせが入り、終わったのが定時の10分後。
席に戻ると、メモが残っていた。。。お仕事、お仕事!

いや、第3試合やし、おしてるかも。。。
期待しつつ『都市対抗ダイヤル』
「第3試合は6時開始予定です。」
ぎゃ〜ん。

くじけた。

明日は定時で帰られることを願って・・・
午後7時過ぎ、会社を出た。
があればいいのに、、、と思う今日この頃。

連日寝不足です。
久しぶりに会った友人に
「時代劇に出てくる貧乏なお母さんみたいやな」
と言われてしまう始末。
どないやねん?と思いながらも反論できませんでした。

オリンピックとなると、日ごろ見たこともないような競技に見入ってしまいます。
後頭部が突き出したヘルメットをかぶり自転車でグルグル周る競技、あれがマイブームです。
ルールも分からずに見ていたのですが・・・名前はナンナンダ?

競泳・短距離など私にも勝負が理解でき、興奮するものもやみつきになります。

オリンピック休暇が・・・
なんて言いながらも、木・金休みをとって、祖父の四十九日法要に再び福岡へ飛びます。
都市対抗が気になるところですが・・・

あぁここ数ヶ月の移動距離、えらいこっちゃなぁ。

なんて書いてる間に、地震が起きました!
九州で生まれ育った私は、地震の経験がほとんどなく、パニックパニックです。
ますます今晩は寝不足になりそう。。。
昨日、閉会式も終わりかけ、夏の終わりの感傷に浸っている最中、電話が鳴った。

電話の主は、ン年前の夏、その「夏の終わり」にメダルをかけてもらった経験を持つ元甲子園球児(今となっては信じ難いが・・・笑)だった。
何やろ?と思い、電話に出ると

「オマエ、今甲子園やろ」
「せやけど・・・」
「いや〜駒大苫小牧のキャプテン、オトコマエやなぁ」
「どこ見てんねん・・・」

「しかし、スゴイ試合やったなぁ」
と会話の軌道修正(最初っからまともな会話ではないが)を試みたが
「いや、見てないねん。今練習終わってん」
ナンヤネン、それ。

「てか、それだけ?」
「せやで。ほな」

はぁ〜?ホンマにどこ見てんねん!

今朝、ドアの前にたまっている日刊スポーツを手に家の中へ入る。
時間がないので、とりあえず写真だけ見ている状態。
そこには土を集める鵜久森淳志選手の姿とお決まりのスパイクの袋が。
数枚並ぶスパイクの袋にある発見をした。
「へぇ〜済美ってZETTやったんや」
反射的にそんな感想を抱いてしまった自分に、、、

どこ見てんねん!
第86回全国高等学校野球選手権 第16日 決勝

 済美 VS 駒大苫小牧

済美 230 013 010  | 10
駒苫 102 303 31X | 13

1日に5試合観戦したかのような心地よい疲労感だった。
↑5試合は観たことないが。。。

試合前、済美の上甲正典監督は選手の頭をひとりずつぐしゃぐしゃに撫で回す。
上から表情までは見えないが、きっといつもの笑顔だったのだろう。
やっぱり好きやわぁ、上甲監督。

初回から済美が得点すれば、駒大苫小牧が返すといったもつれにもつれる展開。
6回、表に済美が本塁打を放てば、ウラに駒大苫小牧も本塁打で取り返す。

どちらが頂点に立ったとしても尋常ならぬ冠が付く対決。
何点取っても終わりの見えない、意地と意地の壮絶なぶつかり合い。

激闘を終えたグラウンドで
「終わった瞬間ホッとした気持ちで涙が出ました」
と語った駒大苫小牧・香田誉士史監督の涙がその壮絶さを物語っていた。

試合後、勝ち越しを許すきっかけとなった自らの失策を責めているのか、立ち止まろうとする選手の背中を叩き、引っ張りアルプスへの挨拶へ連れていこうとする上甲監督と新立主将。
3つの背中に熱いものが込み上げてきた。
アルプスの前でしばらくうつむき整列したまま、校歌の演奏を聞く選手たち。
夏が終わった。

閉会式を終え、ベンチ前へ戻った上甲監督が帽子を取り空を見上げた時、16日間の熱気を冷ますかのようにポツポツと雨が落ちてきていた。

○☆●☆○☆●☆○

なぁんて夏の終わりに浸っていたものの、阪急の中で爆睡、桂でふと目を覚ますと信じられないほどの大雨。
オイオイ、感傷的な小雨で止めといてくれよぅ。
四条から地下鉄に乗り、場の空気を読めない雨(私の一方的な感傷なのだが・・・)が止んでくれるのを願いながら御池で地上へ出る。
が、全く空気を読んでいないっ!!
徒歩3分ほどの距離をビチョ濡れになって小走りで帰った。
第86回全国高等学校野球選手権 第15日 準決勝

イチニチ、イチニチだけ延びてくれ!
私の願いはお天気に聞き入れられたようで、夜行バス遠征、準決・決勝が観戦可能となった。
ドキドキワクワクで甲子園球場へ到着したのは7時過ぎ。
開門まで1時間半、すでに行列ができている。
この人たちは、いったい何時に家出てきよったんや??
私は昨日の夜8時過ぎ。だから、塚田のマキちゃんの金メダルも柴田のアイちゃんの金メダルも知らないんだよと言わんばかりにスポニチを読みつつ開門を待つ。
いつものことながら、確実に、、、おっさんやな。

○☆●☆○☆●☆○

第1試合  千葉経済大付 VS 済美

済美  000 001 211 | 5
千経付 010 010 000 | 2

5回まで済美の打線は千葉経済大付の「息子・エース」松本啓二朗投手を打ち崩せない。
ヒットは3本、四球1つで計4人が出塁、進めるものの「あと1本」が出ない。

一方、千葉経済大付は2回ウラ、右中間を破る2ベースで出塁した細田清太郎選手を犠打、犠飛で迎え入れ先制。
5回ウラには飛び込んだ水本武一塁手の横を抜けるライト前ヒットで川上貴裕選手が出塁、犠打とバッテリーエラーで1点追加。

『栄冠は君に輝く』が場内に流れる中、スコアボードは2−0。

グラウンド整備を終え、くっきりと白線が浮かび上がった甲子園。
ここから試合開始だと言わんばかりに済美の反撃開始。

6回表2死走者なし、打席には4番・鵜久森淳志選手。
松本啓二朗投手の2球目をレフトポールギリギリのフェンス直撃の大ファールを放つ。
1球ボールの後、カウント1-2。
振り抜いた打球は、直前に観客を沸かせたそれと似たような軌跡を描き、レフトスタンドへ。
まずは1点を返す。

7回表の先頭は7番・田坂僚馬選手。
初球を叩いたが、鋭い金属音とともにセカンドの正面へ転がり1死。
8番・新立和也選手に対しては、簡単に2ストライクを取った後、3球続けてボール。
フルカウントから投じられた外角低めの球をバットの先でレフト前へと運ぶ。
福井優也選手が打席へ入る前、次打者・甘井謙吾選手が何やら伝えに行く。
福井選手への1球目、1塁走者はスタート、福井選手はバントの構えからバスターファールとなる。
2球目で犠打を決め、甘井選手のセンター前で同点。
2番・小松紘之選手がセンターの頭を越える3ベースヒットを放ち、甘井選手も生還、逆転。
松本啓二朗投手をマウンドから下ろす。

8回にも鵜久森淳志選手がレフト方向へ鋭い当たりを放ち、川上貴裕左翼手が飛び込むも捕球できず、無死2塁。
犠打で進め、犠飛で迎え入れ1点追加。

9回には四球で出塁した新立和也選手を相手エラーと内野ゴロで還し、もう1点追加した。

千葉経済大付は6回以降、毎回出塁はするものの済美のエース・福井優也投手に後続を絶たれた。

□■□■□

第2試合  駒大苫小牧 VS 東海大甲府

甲府 003 002 201 | 8
駒苫 022 330 00X | 10

3試合で26点を挙げている東海大甲府と、3試合で20得点、しかも日大三と横浜という強豪校を倒して勝ち上がってきた駒大苫小牧。
準決勝第2試合は、不気味なチーム同士のぶつかり合いとなった。

ここまでの道のりをリプレイするかのように、お互い譲らず打ちまくる。

駒大苫小牧が2回に長打2本を含む3安打、3回に単打4本、4回には長打2本、5回にも3安打を放ち、10得点。
東海大甲府は3回に3安打で3得点。

5回を終わって10-3。

駒大苫小牧の決勝進出が決まったかと思わせたが、ここからが準々決勝で粘りの逆転劇を魅せた東海大甲府の試合だった。

ん?グラウンドの白線がくっきりと浮かび上がり・・・もうええって。

6回には2安打で2点、7回にも3安打で2点返した後、10-7で迎えた9回の攻撃。

この回先頭の山田勇輔選手は初球を打ち、ライトフライ。
この日2安打の1番・古屋隆行選手が打席に立つと、3塁アルプスは大音量に。
古屋選手の叩いた初球は、林裕也二塁手がはじき内野安打となり、1死1塁。
2番・瀬口雅人選手には初球ボール、2球目・3球目ストライクが決まると1塁アルプスから悲鳴にも似た歓声が湧き上がる。

不気味なチーム同士の不気味な最終回。

瀬口選手はファールで粘って四球を選び、1死1・2塁。
ここですかさず、駒大苫小牧は伝令を送り、3塁ベンチからは佐野恵太選手が出てきて次打者・清水満選手に何やら告げる。
駒沢苫小牧のエース・岩田聖司投手は、清水満選手を空振り三振に仕留める。
2死、しかし東海大甲府は粘る。
4番・仲沢広基選手の打球が三遊間を抜けると2塁走者が還り、10-8。
5番・宮地勝史選手をカウント2-1と追いこみ4球目、岩田投手が投じたのは高めの133km/hストレート。
宮地選手のバットは空を切った。
第86回全国高等学校野球選手権 第14日

第1試合  東海大甲府 VS 天理

甲府 201 150 100 | 10
天理 000 200 100 | 3

□■□■□

第2試合  修徳 VS 千葉経済大付

修徳  100 010 000 | 2
千経付 003 001 00X | 4

< 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14

 

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