第36回明治神宮野球大会?
2005年11月12日 大学野球今年も寒風が優しく体を包み、素晴らしく明治神宮大会日和。
足をガクガクさせながら、観戦してきました☆
第36回明治神宮野球大会 大学の部2回戦
近畿大VS九州産業大
近大 001 000 000 | 1
九産 010 000 001x | 2
(近)大隣−倉重
(九)佐伯−奇藤
九産大の先発・佐伯尚治投手は、スラッとした体型の長い腕で右サイドから内外を突く投球。
異様に滞空時間が長く感じるスローカーブを絶妙に使い、スライダーも交え、130km/h前後のストレートを生かす。
一方、近大の先発・大隣憲司投手は「また一回りおおきくなったのでは」と思わせるほどの安定感のある体型から、重そうな球を投げ込む。
タイプの異なる投手の投げ合いに序盤、試合が動く。
2回ウラ、九産大は1アウトから平原大嗣選手がバットを折りながらセンター前へ落とす。
大隣投手の暴投の間に進塁。
続く前田将司選手がセンター前へ返し、1アウト1・3塁。
かと思いきや、近大の小瀬浩之中堅手がファンブル。
平原選手は先制のホームを踏む。
近大打線は2回を終え、4三振となかなか波に乗れない。
3回表、倉重友二捕手がライト線へ3塁打を放ち、無死三塁とチャンスを作るが、内野ゴロで倉重選手を迎えるのみ。
けん制死、三振とこの回同点止まり。
その後、大隣投手は安打を許さず、佐伯投手も散発2安打に抑え、両者は三振の山を重ねていく。
同点のまま迎えた9回ウラ。
2回の連打のみに抑えていた大隣投手だったが、この回先頭の1番・平野哲也選手が当てた打球は、3塁方向へ大きくバウンド。
捕球した大隣投手が1塁へ送球するが、塁審の腕は横に開かれ。
九産大にとってはラッキーな、近大にとってはアンラッキーな大きな大きなヒット。
大事な大事な走者を犠打で送り、迎えるのは3番・松尾大吾選手。
榎本保監督がマウンドへ向かう。
香月投手(現オリックス)擁する柳川高校が甲子園に出場した時、2年生ながらクリーンナップを打ち、JAPANにも選ばれた松尾選手。
サードを守る近大の宮城一丸選手は、当時同じく2年生で柳川のチームメイト。
その松尾選手が振り抜いた打球は、大隣投手の左を抜けセンターへ。
3塁コーチは止めるが、平野選手はそのままサヨナラのホームめがけて全力疾走。
センターからボールが返ってくるが、ホームイン。
サヨナラ。
寒い中、両投手の好投で息詰まる投手戦となったが、少ないチャンスを確実にモノにした九産大が、準決勝へ駒を進めた。
大隣投手、春の決勝に続く神宮でのサヨナラ負けとなりましたが、我慢の投球、実に見応えがありました。
さらに進化した来シーズンを期待しています。
試合終了後は動けなかった小瀬選手。
森川選手に肩をたたかれながら戻ってくる姿、見ていて切なくなりました。
その悔しさ、来年ぶつけてください!
足をガクガクさせながら、観戦してきました☆
第36回明治神宮野球大会 大学の部2回戦
近畿大VS九州産業大
近大 001 000 000 | 1
九産 010 000 001x | 2
(近)大隣−倉重
(九)佐伯−奇藤
九産大の先発・佐伯尚治投手は、スラッとした体型の長い腕で右サイドから内外を突く投球。
異様に滞空時間が長く感じるスローカーブを絶妙に使い、スライダーも交え、130km/h前後のストレートを生かす。
一方、近大の先発・大隣憲司投手は「また一回りおおきくなったのでは」と思わせるほどの安定感のある体型から、重そうな球を投げ込む。
タイプの異なる投手の投げ合いに序盤、試合が動く。
2回ウラ、九産大は1アウトから平原大嗣選手がバットを折りながらセンター前へ落とす。
大隣投手の暴投の間に進塁。
続く前田将司選手がセンター前へ返し、1アウト1・3塁。
かと思いきや、近大の小瀬浩之中堅手がファンブル。
平原選手は先制のホームを踏む。
近大打線は2回を終え、4三振となかなか波に乗れない。
3回表、倉重友二捕手がライト線へ3塁打を放ち、無死三塁とチャンスを作るが、内野ゴロで倉重選手を迎えるのみ。
けん制死、三振とこの回同点止まり。
その後、大隣投手は安打を許さず、佐伯投手も散発2安打に抑え、両者は三振の山を重ねていく。
同点のまま迎えた9回ウラ。
2回の連打のみに抑えていた大隣投手だったが、この回先頭の1番・平野哲也選手が当てた打球は、3塁方向へ大きくバウンド。
捕球した大隣投手が1塁へ送球するが、塁審の腕は横に開かれ。
九産大にとってはラッキーな、近大にとってはアンラッキーな大きな大きなヒット。
大事な大事な走者を犠打で送り、迎えるのは3番・松尾大吾選手。
榎本保監督がマウンドへ向かう。
香月投手(現オリックス)擁する柳川高校が甲子園に出場した時、2年生ながらクリーンナップを打ち、JAPANにも選ばれた松尾選手。
サードを守る近大の宮城一丸選手は、当時同じく2年生で柳川のチームメイト。
その松尾選手が振り抜いた打球は、大隣投手の左を抜けセンターへ。
3塁コーチは止めるが、平野選手はそのままサヨナラのホームめがけて全力疾走。
センターからボールが返ってくるが、ホームイン。
サヨナラ。
寒い中、両投手の好投で息詰まる投手戦となったが、少ないチャンスを確実にモノにした九産大が、準決勝へ駒を進めた。
大隣投手、春の決勝に続く神宮でのサヨナラ負けとなりましたが、我慢の投球、実に見応えがありました。
さらに進化した来シーズンを期待しています。
試合終了後は動けなかった小瀬選手。
森川選手に肩をたたかれながら戻ってくる姿、見ていて切なくなりました。
その悔しさ、来年ぶつけてください!
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