IT vs TV

2005年11月1日 日常
最近流行りのITとTVの戦い。
その末端の討論を間近で見ることに…

土曜の夜、高校の同級生が10人ほど集まり、飲み会。
その中には、IT企業に勤める友人が1人、キー局と呼ばれる民放局に勤める友人が2人。

夜も深まり終電もなくなり、居酒屋で眠い目をこすりながら、自然と話に熱がこもっていく。

その戦いは、学生時代からマスコミへ就職希望だった私に、テレビ局勤務の友人2人が、仕事の話やアドバイスを聞かせてくれているところから始まった。

「テレビ、なくなるばい!」と、突然IT企業勤務の友人

どこかで聞いたセリフだなぁと思いながら続きを聞いていると

 この時間にはこういう番組が見たいという人がいたとする。
 でも、テレビ局が作った番組表のその時間にそんな番組はない。
 テレビには、そういう一方的なところがある。
 ユーザー(=視聴者)のニーズを汲み取ろうとしていない。
 韓国のドラマとか、視聴者の電話でストーリーが変わったりする。

いや、ちょっと待った、そりゃ極論やろ。てか何か歪曲してるやろ。
と突っ込みたくなったが、ふとテレビ局勤務の友人2人を見ると、感心するほど冷静。

「こういうモノを作りたい!と思って作ってる以上、視聴者の電話で変えられるのもツライもんがあるよねぇ。」
「世界ふ○ぎ発見だって、視聴者参加型にしてテンポが悪くなったっちゅうか。聞けばいいってもんじゃない。」
「ネットと違って老若男女誰でもカンタンに見られるってのは、やっぱりテレビの強みと思うばい。」

聞いたことのあるよなやりとりが目の前で繰り広げられる。

結局、討論会はIT企業勤務の友人の
「これからのテレビはお前らみたいな若い奴らがどう動いていくか、やろ」
という一言で終了。

私たち3人は、その後もITさんに見つからんように進路相談会続けたけど(笑)

しかし、まさか高校の友達がねぇ。。。
「体育祭」だの「ブカツ」だのゆってた彼らが、ねぇ。。。
そんな話をするとは。
時が経つのは早いもんだ。
頼もしいような、淋しいような、変な気分で朝帰りでした。

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