野球留学

2005年8月11日 高校野球
野球留学に対して、私は反対ではない。

上甲監督のもとで野球をやりたいから新設の野球部に県内外から選手が集まる。
憧れの学校で野球をやりたい。
甲子園に行きたい。
選手の立場から見れば、何も間違ったことはしていない。

スポーツに限ったことではない。
親元を離れ、私立の有名進学校に通う高校生もいる。
公立であっても、親戚の家に住民票を移して…などの策を練って学区外の「行きたい」学校に通う高校生もいる。

自分の進路を選ぶ。「行きたい」高校に行けるよう努力する。
ごく普通のことである。

そんな野球留学に関して、公の場で文部科学大臣の口にした「お祝いの言葉」
晴れの舞台に水をさされたような気がして、ものすごい苛立ちを感じた。

賛成、反対は人それぞれの考えがあって当然だと思う。
しかし、あの場で口にすることではなかったのではないか?
あくまでも「お祝いの言葉」である。
あの場に集まった49校の選手の中には、親元を離れ、野球に打ち込んできた子が多数いるはずだ。
そんな選手たちの努力を否定しているとも受け取られかねない。

「文部科学大臣!要らんコトゆわんでよろしい!」
外野席からヤジを送るおっさんに心の底から拍手を贈っていた。

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